いきなりですが、まずはこのPDFを見てください。

『脱凡人マップ』

これは脱凡人とは何をなのかを僕なりに具体化したものです。

ざっと見てもらっただけでも、今まで僕が話してきたことが
このうちのどれかを伸ばすためだったということが分かって
もらえると思います。

これまでは脱凡人の定義が広すぎて理解し難い面があったかと
思いますが、僕は要するにこのPDFにある意志・理性・感覚を
総合的に鍛えることを「凡人から脱する」と呼んでいたワケです。

ただこの定義の広さゆえに、これまで明確な方向を示せて
いなかったのも事実です。

何から始めればいいのか分からない、どのように、何をやれば
いいのか分からない。

そうやって僕のメルマガをただ読み流していただけの人も
多かったんじゃないでしょうか。

もちろん自分なりに活かせている人はそれで構わないのですが、
前回の件で何人かの方からメールを頂いて、8割以上の人は
「何から始めてどのように進んで行くべきか」までを示さないと
ずっと受け身の人生で、つまり何も行動を起こせずに終わって
しまいそうだな、という印象を受けました。

 

そもそも僕のメルマガを読み流すだけで終わってしまう人、
受け身で終わってしまう人、内容を活かせない人というのは、
自分の問題を漠然としか把握できていない人たちです。

自分が今解決すべき問題が何なのかが具体的に見えていない。

だから僕が言った抽象的なことをその抽象度のまま
飲み込んでしまって、何もできずに終わるワケです。

例えば僕は「見えないものを見る力を身につけましょう」
みたいなことを何度も言ってきましたが、自分にとって
「見えないもの」が何かを一度でも考えたでしょうか?

自分が見るべき「見えないもの」が何か、具体的に把握できて
いるでしょうか?

僕の感覚だと、ほとんどの人はこの具体化をしないまま、
自分の問題とメルマガの内容を関連づけられないまま、
読み流すだけで終わっています。

これは、その人たちが考えるのをサボっているのではなく、
彼らが今抱えている問題を具体的に把握していないから
「考えられない(関連づけられない)」のです。

 

以前紹介した税理士事務所で働いている方がくれたメールを
覚えているでしょうか?

素晴らしいメールだったので、ちょっと長いですが、
もう一度載せておきましょう。

> 以前「見えないものを見る力」のレターの中で
>
> 1.問う力
> 2.根気
> 3.論理的思考力
> 4.関連づける力
>
> について、触れられていますが、やっぱりこれを地道に
> 毎日やっていくことなんですねー。
> 日々そうやって練習してないと、いざ問われたとき、
> 書けない。
>
> 僕の仕事なんかでも、決算書・試算表をじっと眺めて
> 見えているもの(貸借対照表、損益計算書の数字)から
> 見えないものを見て、相手に分かる言葉に変換して、
> 正しく伝えることが超重要になってきます。
>
> 問う力が無いと、正直具体的なことが何一つ言えません。
> 「売上げが減ってますねー。もっと頑張って売上げを
> 増やして下さい。」なんてことを言ってしまうことに
> なるわけです(笑)
>
> 仮に全く同じ数値であったとしても、業種とか規模、
> 季節変動、扱っている商品、新品か中古か、同族会社か、
> 社長の年齢とか…数年内に相続・事業承継があったかとか、
> 関連項目によって解釈って変わってくるんですよね。
>
> 根気と論理的思考力をもって色々と調べたり、
> 考えたりすることが必要です。
>
> そして仮に「見えるようになった見えないもの」が
> 全く同じだったとしても、相手や相手の置かれている
> 状況によって伝え方って違ってくる。
>
> となると、関連づける力も必要になってくるわけで。
> 杉野さんがずっとメルマガで言い続けてることって、
> 実生活の中で超重要じゃないかって思います。
>
> そこをちゃんとしてないと「この人何言ってるんだ?
> うちのこと分かってるのか?」ってなるし、
> そうなればまだ良いですけど、ならなければ
> 僕の言葉一つで 間違った方向へ向かわせる結果に
> なってしまうかもしれない。
>
> その辺りももっと考えていきたいと思います。

この方は自分の問題がハッキリしていて、自分が今何を
解決すべきかを把握しています。

だから「問う力」や「論理的思考力」といった抽象的な概念を
自分の仕事にまで具体化し、活かすことができるのです。

これは読書の注意点とよく似ています。

本を読むときは「その本から何を得たいかを考えてから読む」
というのが読書の基本ですが、僕のメルマガも「メルマガから
何を得たいのか」、「メルマガを読んで何を解決したいのか」を
明確にしてから読まないと意味がないのです。

 

僕に(僕を感心させるような)感想や意見を送ってくれる人
というのは、無意識かもしれないけれども、自分の中に
具体的な問題があって、その問題の解決に繋がる何かを
メルマガから引き出せたから「うわっ!」と思って送りたく
なったんだと思います。

バックナンバーで『情報の引き出し』の話をしましたよね?

問いがあるから情報の引き出しをあけられるんだ、って。

その問いというのは、自分が解決すべき具体的な問題のこと
なんですよ。

その問いが明確に把握できているから、必要な情報の入った
引き出しをあけて、そこからそのヒントや答えを得ることが
できるのです。

ですから、まずは引き出しの取っ手に当たる問いですね、
自分が今解決すべき具体的な問題を把握してください。

それが学びのスタートであり、成長のスタートです。

具体的に把握するというのは「何をすれば問題が解決するか
分かる程度に」という意味だと思ってもらえれば間違い
ありません。

もし自分が抱えている問題を具体的に言えず、
その問題を解決するために何が必要かも言えないなら、
これまでの僕のメルマガはほぼ活かせていないと思って
ください。

厳しいことを言うようですが、それは学んでいる「つもり」に
なっていただけで、まったく学べていなかったということです。

じゃあ何をすれば問題を具体化できるのか。

次回はその話からはじめようと思います。

ありがとうございました。

 

※この記事はメルマガ『脱凡人のすすめ中級』からの転載です。

メルマガは僕の気まぐれで転載したりしなかったり、まちまちです。

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