ダメ人間の真実 ~凡人に一番足りていないもの~
健太「忍耐力って、どうやったら身につくもんなの?」 謎の声「それは俺が教えてやるよ」 3人「直人先輩!」 直人「よっ、ひさしぶり」 友香「なんで先輩がここにいるんですか?」 直人「たまたまだよ」 直人「それよりも忍耐力がどうやったら身につくか、って 話だったよな」 健太「あ、はい」 直人「それはなぁ・・・あ、その話の前に、忍耐力って そもそも何か知ってるか?」 健太「辛いことに耐える力じゃないんですか?」 直人「まあ間違っちゃいないが、それを言い換えると ストレスに耐えられるだけの心の余裕、ストレスがあっても 行動をやめない行動力、ストレスがあっても1つのことに 集中し続ける集中力、ストレスがあっても同じ行動を選び 続ける決断力、ってことになる」 明日香「それって全部同じ力ってことですか?」 直人「その通り!さすがだな、明日香は」 明日香「そんなことないですよー」 直人「ストレスに耐えるっていう面から見るとそれは 忍耐力になるし、行動をやめないって面から見ると行動力、 集中し続けるって面にから見ると集中力、同じ行動を 選び続けるって面から見ると決断力なる」 直人「忍耐ってのは耐える行動だろ?集中っていうのも 他に気が散らないように同じ状態に耐えてるだけだし、 耐えることを選び続けるのは決断なんだよ」 健太「なるほどぉ・・・」 友香「どゆこと???」 直人「あはは・・・友香には俺があとでゆっくり個別指導 してやるよ」 友香「やったね!」 直人「今言った4つの力と心の余裕っていうのは、 実は同じものを5通りの言い方で表現してるだけなんだ」 直人「これらを総称して意志力と言う」 健太「意志力?」 直人「そう、そして重要なのは意志力がないとどれだけ お金や時間があってもやる気が出なくて、集中もできなくて ダラダラしてしまう、ってことだ」 健太「なんでですか?」 直人「ダラダラするってことは、言い換えれば集中できない、 1つのことをやり続けることに耐えられない、つまりストレスに 負けている状態だからだよ」 直人「俺たちはあらかじめ耐えられるストレスの量が 限られてるんだ、ゲームで言うところのHPやMPみたいな ものかな」 直人「それを上手く節約できる人ほど、仕事の効率はいいし、 何事にも集中して取り組めるし、時間も無駄にならないし、 挫折してもすぐ立ち直れる、ってことだ」   僕は昔ラジオ局で「マスター」と呼ばれる、放送の流れを 監視する仕事をしていました。 マスターとは、番組が終わったらCM、CMの次は番宣、 みたいな感じで、あらかじめ決められた流れに沿って 放送が流れるように監視する仕事です。 ただ、放送の流れが狂うようなことはそう滅多に 起こることではないので、拘束時間は長かったものの 暇な時間はたくさんありました。 特に夜勤のときは、放送局に僕一人ということも 多かったので、やりたい放題です。 やることさえやっていれば、ぶっちゃけ寝ててもバレません。 当時僕はビジネスを学び、ブログやメルマガを やり始めていたので、その作業にこの暇な時間を 充てることも可能だったのですが、僕はそれをしません、 いや、できませんでした。 なぜなら、ぜんぜんやる気にならなかったからです。 時間はハッキリ言って腐るほどありました。 終電が終わるまでには大体みんないなくなるので、 夜0時から朝5時ぐらいまでは何でもできます。 しかもそれはほぼ毎日続くワケです。 にもかかわらず、僕は一向にやる気にならずに、ダラダラと 動画や2ちゃんねるのまとめを見てすごすだけだったのです。   このダラダラした生活は起業してからも2年ほど続きました。 普通は「お尻に火がつくからがんばれるだろう」と思う でしょうが、少なくとも僕にとっては、現実はそんなに 甘いものではありませんでした。 もちろん会社で働いているときよりは多少マシにはなりましたが、 それでも集中して作業に打ち込めるのは午前の3,4時間程度で、 昼以降は何もしてなかったと言っても過言ではないぐらい 何もしてなかった、というか、何もできなかったです。 その頃の僕はこの状態を「そういうもんだ」と思い込もうと していました。 お金には余裕はないけど、午前中だけ仕事してそれで生活が 成り立つなら十分理想的じゃないか、って。 本当はもっとバリバリ人と会って仕事がしたいと思ってたし、 もっとお金も稼ぎたいと思っていたのに、自分が傷つきたく ないもんだから、そうやって言い訳をしていたのです。 そこそこの生活が嫌だと思ったから会社を辞めて起業したのに、 現実はそこそこの生活で満足しようとしていた。 凡人ってのは本当に弱い生き物ですよ。 ただそんな経験をしてきた僕だからこそ、意志力の重要さは 誰よりも分かっているつもりです。 どんだけ時間があっても、どんだけ理想を膨らませても、 どんだけ尻を叩かれても、どんだけ良いノウハウを学んでも 意志がなかったら何もできないんですよ。 「やる気が出ない」というのは言い訳ではありません。 そういう人は昔の僕のように意志力の、エネルギーの マネジメントの仕方を知らないだけなのです。 それさえ知れば誰だって集中力や行動力、忍耐力、決断力を 発揮することができます。 これは大袈裟ではなく「誰だって」です。   ここでひさびさに 『脱凡人マップ』 を見てください。 右側にズラッと意志から生まれるものが並んでいますね。 これは意志力(エネルギー)不足というたった1つの問題を 解決するだけで、これだけのことを改善・解決できる ということを表しています。 このことは僕がテキトーに言っているワケではなく、 心理学や脳科学の度重なる実験でも分かっていることだし、 オリンピック選手などの一流と呼ばれる人たちはみんな 意志のマネジメントが上手い人であることも長年の研究で 分かっています。 つまり。 彼らは余計なところに力を使わず、必要なこと、 集中すべきことにすべての力(エネルギー)を 注ぎ込むことができるから、一流になれたのです。 一流とは言わないまでも、仕事のデキる人、忙しいはずなのに いろんな趣味や習い事をしていてイキイキしている人、 余裕を感じる人というのは、みんなエネルギーが余っている 人たちです。 彼らはエネルギーが余ってるから突然のトラブルにも素早く 対応できるし、新しいことにもどんどんチャレンジできるし、 多少のリスクを取っても大きな問題にはならないワケです。 それに対して昔の僕は無駄なことに意志を使い過ぎていました。 当時はまったく自覚はなかったですが、今振り返ってみれば 僕は日常的に(無意識に)意志が減るようなことばかり、 自分で自分の首を絞めるようなことばかり繰り返していた。 だから慢性的なエネルギー不足で、肝心なときにやる気が 出なかった(出せなかった)のです。 そして昔の僕と同じように、自分の気付かないところで 意志力を消耗してダラダラすごすしかできなくなっている 可愛そうな人たちが山ほどいます。 ここ何回かで話してきた ・問題を具体的に把握すること ・その考えをノートに書き残すこと ・行き詰りを感じるまでやり抜くこと ・答えに気付くまで耐え続けること などを実行するにも当然、意志力が必要になります。 意志力は「エネルギー」ですから、これがないと理性も感覚も まともに働かせることができません。 エネルギーがないのに自炊するとか、ブログを書くとか、 運動するとか、勉強するとか、意見を送るとか、 理想を書き出すとか、そんなのは無理なんですよ。   意志力(エネルギー)はわれわれが凡人から脱する際に 必要不可欠なものです。 これがあってはじめて、メルマガで言われたことや 自分がやりたいこと・やるべきことを実行に移すことが できます。 普段の生活でエネルギーを使い果たしてしまっている人が、 ここまで話したようなことを実行できるはずがありません。 問題を把握するにも、「なぜ?」を考えるにも、行き詰るまで やり切るにも、エネルギーが必要なのです。   やるべきことが分かってるのに実行できない自分はダメ人間だ。 そんな風に自分を責める必要はありません。 できないのにはちゃんと理由があるし、あなたはそのことを 知らないだけなんですから。 ホントは誰も悪くないのです。 エネルギー(意志力)については、また次回も詳しく話したいと 思います。 ありがとうございました。   ...more»