先日、ユーチューブで『Thrive』という映画(?)を見ました。

この映画ではUFOや宇宙人、宇宙の法則、永久機関、
新世界秩序、ロスチャイルドの陰謀など、一般に言うところの
オカルトがテーマとして取り上げられています。

ここで話されていることを信じる信じないはどっちでも
いいのですが、われわれが注意しておくべきなのは、

「これが本当でもウソでも、われわれのやるべきことは
何も変わらない」

ということです。

例えば巷の陰謀論が言っているように、少数の巨大資本家が、
人類を統治する計画を企んでいたとします。

そのために遺伝子組み換え食品を作ったり、メディアの情報を
コントロールしたり、多額の政治献金で政治を牛耳ったり、
そういうことをしていたとしましょう。

この陰謀を失敗させるために、われわれがやるべきことは、
(遺伝子組み換えでない)健康な食品を食べ、メディアの情報に
振り回されず、まともな政治家を選べる人間になることです。

・・・。

これって全部、今まで僕が言ってきたことですよね?

凡人から脱するというのは、そういうことですよね?

つまり、陰謀があろうがなかろうが、われわれのやるべきことは
何も変わらないのです。

 

今年のはじめに『2052』という本が出版されました。

僕は立ち読みしかしていないので詳しくは分からないのですが、
この本には

「今のままの生活を続けると、2052年には地球はこれぐらい
ヤバイことになってるよ」

ということが書かれています。

温暖化の影響で海面が上昇して、いくつもの島が沈み、
干ばつによって食料危機は深刻化し、自然災害も頻発する。

環境汚染や自然破壊によって、種の絶滅が増加する。

今のまま行けば、確かにそんな感じになる気がしますね。

しかし、ここでもやっぱり、われわれのやるべきことは何も
変わりません。

今言ったように、地球温暖化や環境汚染や自然破壊によって
いくつもの問題が起こったとします。

このとき、われわれは何をすべきだと思いますか?

それは、地球温暖化や環境汚染や自然破壊に繋がることを
すべてやめる、ということです。

もう少しリアルに言えば、経済優先の考え方をやめる
ということです。

だって、今ある問題のほとんどは、経済優先の考え方によって
引き起こされた問題なんだから。

 

なぜ環境汚染は進むのか。

その方が企業や国の経済的な負担が少ないからです。

なぜ地球温暖化は進むのか。

どこの国も経済成長を犠牲にしたくないからです。

なぜ自然災害は増えるのか。

温暖化と環境汚染が止まらないからです。

経済優先の考え方とは、損得による判断を意味します。

いちいち自然に配慮していたら経済的負担が増えて損をしてしまう。

だから企業や国は配慮しない方を選ぶワケです。

そしてわれわれ一般人も損をしないように、環境を犠牲にして
商品を生産している企業や国から、安い商品を買います。

売春でも原発でも何でも同じですが、こちらの需要があるかぎり、
そういうことは無くなりません。

だとすれば、われわれのやるべきことは、そんな需要を持たない、
つまり、損得勘定に振り回されない人間になることです。

商品を安さだけで判断するような下らない人間になるのではなく、
生産から販売までのトータルの健全性で判断できる人間になる
ことです。

ほら、やっぱりやるべきことは同じでしょ?

環境問題があろうがなかろうが、われわれが損得勘定に
振り回されない人間、欲望に左右されない人間であるべきだ
ということは何も変わりません。

結局われわれ一人一人がやるべきことをやりさえすれば、
すべてが上手くいくようになっているのです。

 

僕がいつも「他のことは気にせず、自分のやるべきことをやって
ください」と言うのは、ここまで話したようなことが理由です。

やるべきことというのは、厳密に言うと

「いついかなるときも、やるべきこと」

です。

ですから、僕は「いついかなるときも凡人から脱するべきだ」、
「いついかなるときも凡人から脱する手伝いをすべきだ」と
思っています。

そうじゃなきゃ、こんなメルマガは書けないですしね。

これに賛同するしないはどっちでも構いません。

そんなことよりも、もっと大事なことがあります。

それは、あなたのやるべきことを見つけることです。

使命と言ってもいいし、ミッションと言ってもいいし、
他になんと言ってもいいのですが、そういうものを
見つけてほしいと思います。

なぜなら、それがあなたの軸となり、基礎となり、
道となるからです。

 

僕には僕の道あり、あなたにはあなたの道があります。

われわれの目指すゴールは同じですが、道はそれぞれ異なります。

僕の後をついてきても、それは僕が切り拓いた道ですから
あなたが歩いたことにはなりません。

あなたは草を刈り、木を倒し、石を整備し、そうやって自分の道を
自分で切り拓いて、歩いていかなければならないのです。

ややこしい言い方になりますが、道を切り拓くこと、それ自体もまた、
道を歩くことなのだということです。

そのための道具はこれまでたくさん渡してきました。

そして、これからも僕は別の道具をあなたに渡し続けるでしょう。

どの道具があなたに合うかは分かりません。

だから僕の人生を懸けて、ありったけの道具をあなたに渡そうと
思います。

自分に合う道具を見つけたら、他には目もくれず、それだけを
使い込んでください。

これは非常に重要なので繰り返しておきましょう。

「自分に合う道具を1つ見つけたら、その1つだけをとにかく
マスターするようにしてください」

そうすれば、道は勝手に拓けていきます。

あれもこれもと、いろんなものに手を出してはいけません。

その点だけは注意しましょう。

 

最後は僕の好きな哲学者の一人であるバートランド・ラッセルの
言葉を紹介して終わることにします。

「人間活動のいかなる方面についても、時々、その目的と
理想とは何か?それは人間的存在の美しさにどのようにして
貢献するのか?という質問を発してみる必要がある」

人間的存在の美しさ。

それがわれわれのゴールです。

 

※この記事はメルマガ『脱凡人のすすめ中級』からの転載です。

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