先日配信した音声では、なぜ考えれば考えるほど
僕らはマイナスのことばかり考えてしまうのか、
という話をしました。

その答えは、マイナスのことは具体的かつ実感の
湧くものがイメージできるけど、プラスのことは
抽象的で実感の湧かないことしかイメージできないから、
というものでしたね。

ここから実はさらに突っ込んで考えることが
できます。

なぜマイナスのことは具体的かつ実感の湧くものが
イメージできるのか。

この問いも何気に重要です。

ちょっと自分で考えてみてください。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・まだ考えてないでしょ?

悪いことは言わないから、ちゃんと考えなさい(笑)

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・そろそろ答えを言いますが、考えてから
ここから先は読んでくださいね。

なぜマイナスのことは簡単にイメージできるのか。

それは悪いことにはあまりバリエーションが
ないからです。

死ぬ、ケガをする、物を失う、関係が悪くなる、
お金を失う、大切な人を失う、病気になる・・・
悪いことなんて大体こんなもんでしょ?

もちろんこれを具体化すればいっぱいありますが、
今の自分に何が起こりうるかは、ここから演繹的に
導けるんです。

例えば持ってないものは絶対に失わないワケ
ですから、何を失いうるかは誰でも簡単に
想像できます。

100万円を持っていない人が100万円を
失うことは不可能だということです。

関係だって、既に関係のある人としか関係は
悪化しません。

どこぞの知らない人との関係が悪化するとか、
もはや意味が分からない。

つまり、悪いことは今の自分の想定内に
収まるようになっているのです。

でもプラスのこと、善いことっていうのは、
往々にして僕らにとって「ありえないこと」が
起こります。

抽象的な項目としてはマイナスの逆で
生き返る、ケガがよくなる、健康になる、
凄いものを手に入れる、関係が良くなる、
お金を得る、大切な人を得る、という風に
なりますが、これ、具体化が難しいです。

どうやって生き返るのか。

どうやって病気が治るのか。

どうやって大切な人を得るのか。

そんなことを今の自分から演繹的に導くことは
できません。

なぜできないのか。

それは可能性が大きすぎるからであり、
今の自分の延長線上にはないことだからです。

奇跡はどのようにして起こるのか、
って問うているようなものなんですよ、
この問いは。

そんなもん、分かるワケないですよね?

マイナスの可能性は狭い自分の枠の中に
限られているんだけども、プラスの可能性は
それこそ無限に開かれています。

だから果てしなさすぎて、僕らはイメージ
できないのです。

 

悪いことは想定内のことしか起こらないけど、
いいことは想定外のことが起こる。

これって希望だと思いませんか?

だって悪いことはあらかじめ予測できるし、
いいことは想像できない、つまり自分が
考えてもみなかったことが起こるって
ことですよ?

こんな素晴らしいことはないと思います。

恋愛が面白いのは、誰と付き合うのか、
誰と結婚するのかが分からないところ
ですよね?

これがあらかじめ予測できちゃったら、
片思いをしているときのあのドキドキが
なくなっちゃうワケですよ(笑)

人生全体がこれと同じ構造になっていると
考えれば、楽しみは増すばかりだと思います。

 

とんでもないことが起こる可能性がある。

その可能性を信じられるかどうか、
その可能性に目を向けるかどうかが、
自分の人生を生きる人には問われます。

何が起こるか分からないというのは
怖いものです。

でも僕らは、本当は毎日何が起こるか
分からない世界を生きています。

僕は去年ぐらいから「偶然とは何か」
という問いを考え続けているんですが、
今暫定的に

「偶然とは日常である」

という答えにいたっています。

僕とあなたが今こうしてメルマガを
通して繋がっているのも、偶然の
延長でしかありません。

僕が生まれたのも偶然だし、
今生きているのも偶然だし、
今日と同じように明日が来るのも
偶然です。

そんなことが予め決まってるワケじゃない。

日常とは、この偶然の感覚が鈍ったもの、
99%の偶然を「なんでもないこと」と
捉えてしまう、そういう盲目的な人が
生きている世界を表す言葉です。

もし今日と同じように明日が来ることに
感動したければ、この日常から一度外に
出てみる必要があります。

今日生きていることに感謝したければ、
明日死んでもおかしくない生き方をする
必要がある。

そうすることで、可能性というものが、
偶然というものが、感じられるように
なるのです。

 

こういうのは頭で考えても行動になりません。

とにかく考えずに「ふらっ」とやってみる。

そうするしか方法はないのです。

がんばらずにがんばりましょう。

ありがとうございました。