つい先日、僕の元へこれまた嬉しい感想(?)メールが
届きました。

以下そのまま引用します。

こんにちは。D(仮名)です。

お久しぶりです。

遅れましたが、まずはまた無事に年を重ねられたと言う事で、
おめでとうございます。

今日はなんだか、今思った事を伝えなきゃいけないような
気がしまして。

メルマガ拝見しました。

なんだか、脱凡人の集いの前後付近からの杉野さんは
なんと言っていいのか、私の語彙ではわからないし、
恐らく正確に言葉に出来ないのですが、
とても【なんかいい】と感じるんです。

なんと伝えたらいいのかも難しくて、書こうかどうかも
正直迷ったのですが最近さらに、すごく楽しそうに企画や
メルマガを書かれているのが伝わってきて、何というか
『こっちまで楽しくなってくる』と言うのが近いでしょうか。

私一人がいいと思ったからどうなんだーと言う感じなのですが、
書かずには居られない位。【なんかいい】です(笑)

語彙が足らなくて、失礼でしたらすみません。

でも、とっても楽しみに毎回拝見してます。

今は皆さんの集まりに参加出来てないですが、
いつか必ず参加します。

その時は宜しくお願いします。

皆さんに負けないように日々過ごしたいと思います。

というメールが届いたワケです(笑)

この言葉にならない感じが伝わってるっていうのが嬉しくて、
許可を頂いて載せさせてもらいました。

だからなんだ、って話なんですが、それだけです(笑)

でもただのメールでここまで伝わるって凄いですよね。

言葉の力、侮れません。

 

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40.パリのテロ事件に学ぶサイバネティクスの考え方

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先日のパリのテロ事件について、各メディアではいろんな意見や
憶測が飛びかっています。

この事件でISISの「国際テロ組織としての性格が強まった」
なんていうアホな記事を書いているメディアもありますが、
中にはまともなものもあります。

例えばコレ。

ここに書かれていることが必ずしも正しいワケではありませんが、
この記事からわれわれが学べるのはサイバネティクスの考え方です。

サイバネティクスが何であるかはとりあえず置いておくとして、
われわれが通常「なぜAは起こったのか」という風な考え方を
するのに対して、サイバネティクスの考え方は「なぜA以外は
起こらなかったのか」と考えます。

例えばこの記事の場合、ISISが「レストランや
コンサートホールを攻撃したのは、警備の堅いハードな標的への
攻撃能力が不足しているからだ」と書かれているワケですが、
これは「なぜISISはレストランやコンサートホール以外を
攻撃しなかったのか」という考え方から導き出されたものです。

影響力の大きさを考えれば、テレビ局などのメディアを
攻撃する方が明らかに効果的です。

にもかかわらず、彼らはそういう「ハード」なところを狙わずに、
ほぼ何の警備もないレストランや警備のゆるいコンサートホールを
狙った。

それはレストランを「狙った」のではなく、レストランしか
「狙えなかった」のではないか、と。

この記者はそう考えたワケです。

これが正しいか否かは僕には分かりませんし、
それを確かめる術はありません。

ただ、考え方として非常に有効であることは間違いないです。

同じような考え方でいくと、なぜISISはパリ以外を
攻撃しなかったのか、という疑問も浮かんできます。

なぜワシントンでもロンドンでもなくパリだったのか。

この場合は、彼らがパリしか攻撃できない何かしらの理由が
あったのではないか、ということを考えるワケです。

実際、この手の事件があった際にコメンテーターとして
テレビに呼ばれるなんちゃら研究所の人たちは、
往々にしてサイバネティクスの考え方を採用しています。

要は、他に起こりえたであろうあらゆる可能性を考え出して、
その可能性を1つ1つ論理的に潰していく、ということです。

それによって、起こったことの真実が浮き彫りになっていく。

そんなことがわれわれの知らないところで地道に行われている
ワケです。

 

この考え方は他にもいろんなものに応用できます。

一番使い勝手がいいのは自分を知ることですかね。

以前どこかで話した気もしますが、「なぜ自分は自分以外では
ないのか」を考える、ということです。

なぜ自分は今の仕事以外を選ばなかったのか。

なぜ自分は今の髪型、今のパソコン、今の部屋、今の恋人、
今の友達、今の環境、今の生き方以外を選ばなかったのか。

それらを考えることで、自分というものが浮き彫りになって
いきます。

今まで生きてきた中にはいろんな可能性・選択肢があったはずです。

あなたはそのうちの1つを必ず選んでいます。

それはそれ以外を何らかの理由で選ばなかったということです。

だとすれば、なぜあなたはそれ以外を選ばなかったのでしょう?

なぜ他の選択肢を避けた、もしくは選べなかったのでしょうか?

そこを突き詰めていけば、自分が今の自分になった理由や道程が
見えてきます。

それらを複合したものが自分らしさです。

 

サイバネティクス的に成功を考えるならば、成功は成功する以外の
すべての選択肢を排除することによって得られるものです。

つまりこの場合は「なぜ成功したのか」と問うのではなく、
「なぜ成功するしかなかったのか」と問うということです。

変な問いでしょ?

でも、こういう問いがわれわれの頭を刺激してくれるんですよ。

成功すべくして成功する、なんて言葉がたまに使われたりしますが、
それはその人が成功するしかないような生き方をしていたり、
そういう人間であったりすることを意味しています。

じゃあ成功するしかないような生き方とはどんな生き方なのか。

それは成功しない選択肢をすべて排除した生き方です(笑)

僕の言葉で言えば「脱凡人」。

もっと言えば、成功しない選択肢をすべて排除できるだけの
的確な判断基準を持って生きている人間のことです。

普通は何が成功して何が成功しないかなんて分かりません。

でもそれが分かる人間になれば、というよりもそっちを自然と
選んでしまう人間になれば、その人は成功するしかないワケです。

狙ったワケじゃないんですが、狙わずして「狙わずに狙う」
という話と繋がりましたね。

成功するしかない生き方をすること。

成功するしかない人間になること。

それがわれわれが目指しているものであり、成功に値する人間に
なることであり、狙わずに狙うことの狙いなのです。

 

サイバネティクス的に言えば、僕はこの記事を書いたのではなく、
この記事を書くしかなかったことになります。

でも僕の中ではそんな感じです。

本当は他にもやらなきゃいけないことがたくさんあるんだけど、
今の僕にはこれを書く以外の選択肢がありません。

そういう感覚が僕にはあるワケです。

そしてその感覚は恐らく正しいと思います。

なぜなら僕がそう感じるから(笑)

これを信じられるまでにどれだけ時間がかかったことか(苦笑)

遠回りをしているように見えて、僕の場合は自分の感覚に
従った方がスムーズに物事が進むようになっているのです。

 

この選択以外はありえない。

それこそがあなたの正解です。

その感覚を、身体の声を、大事にしてくださいね。

ありがとうございました。

 

※この記事はメルマガ『脱凡人のすすめ中級』からの転載です。

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