ご存知のように、僕のメルマガやセミナーというのは、
僕の「気まぐれ」で行われています。

メルマガは書きたいことを書きたいときに書いているだけだし、
セミナーもやりたいことをやりたい時にしかやりません。

これは仕事に限ったことではなく、僕は誰かと居酒屋に
行ったときでも、お腹が空いていたら最初からお茶漬けとかを
頼んでしまうような人間です。

「はじめの一杯は生中で」みたいなのがどうしてもイヤで、
自分を押し殺して周りに合わせるのが苦手をはるかに超えて
苦痛で仕方がないのです。

こういう僕のような人間は一般に社会不適合者と呼ばれ、
場合によっては統合失調症などという病名で呼ばれることも
あります。

空気を読むことができなかったり、周り(のルール)に
合わせることができなかったりすることは、程度の差こそあれ、
現代においては病気で、異常で、狂っているということです。

例えば、会社の上司に対して「今日は気分が乗らないので
欠勤します」なんてことを真顔で言おうものなら、
社会人失格だと言われると思います。

そこまでは言われなくとも、真っ当な社会人としては
見てもらえないだろうし、そんなことが続けばいずれは
クビになるでしょう。

つまり一般には、気分が乗らなくても働くのが社会の常識
(守るべきルール)であり、正常な人ということになっている
ワケです。

 

ところで、社会不適合者や統合失調症というのは、
「社会」が正しいということを前提にした言葉です。

「正しい社会」に適合できないから異常(病気)だ、と。

そう言っているワケですが、もし仮にこの前提となっている
「社会」が誤ったもの、正しくないものだったとしたら、
そんなものに適合している人間こそ異常だということにならない
でしょうか?

というか、何を根拠に多くの人は「社会」を正しいと思い込んで
いるのでしょう?

さっきの例で考えると、なぜ気分が乗らないのに働かないと
いけないのか、というのが考えるべき問いになります。

この問いに納得のいく答えが出せる人はまずいないでしょう。

なんでって言われても・・・会社がそう決めてるんだから
仕方ないでしょ。

普通はそんな感じになると思います。

じゃあ、なぜ会社はそう決めているのか。

それは多分、

1.それが常識だから(そうしないと仕事が回らないから)
2.今までそうしてきたから
3.周りの会社もみんなそうやっているから

の3つのうちどれかです。

仮にこれが正しかったとして、じゃあ自分の人間性(気分)を
否定してでもやらなきゃいけない仕事なんてこの世にあるの
でしょうか?

まあ「ある」って答えるんでしょうね、彼らは。

つまりわれわれの「社会」は人間性の否定を是としていて、
人間らしく生きることよりも仕事を優先する社会である、
ということなのです。

 

こういう人間性を否定する「社会」に適合することが正常で、
適合できないのが異常だとしたら、僕はずっと異常でいいし、
そんな「狂った正常」にはなりたくありません。

自分の気分や感性、閃き、衝動、そして実存を否定してまで、
僕は正常であろうとは思わない。

疲れてるのに休んじゃダメとか、気分が乗らないのに働けとか、
楽しくもないのに飲み会に強制参加とか、そんなんで生産性が
上がるワケないですよね。

価値を生み出すために人は働いているはずなのに、
「社会」が押しつけてくるのは価値を下げることばかり
なのです。

そりゃ死にたくもなりますよ。

結果を出せなくさせている構造の中で「結果を出せ!」って
言われ続けてるんだから。

僕から言わせれば、そんな「社会」に適合して普通に生きて
いられる人の方が頭がオカシイんじゃないかと思います。

こんなことを言ったら怒られそうだけど、真実なんだから
仕方がない。

 

今異常だと言われているもの、病気だと言われるものを改めて
考えてみてください。

その異常や病気は、そうでないものが正常や健康である前提で
定義されています。

認知症は本当に病気なのか、異常気象は本当に異常なのか、
より抽象化して

「その問題は本当に問題なのか」

を問う価値はおおいにあると思います。

われわれが問題だと思っていることは、それを問題として
認識していること自体が問題である可能性があるのです。

提起された問題そのものすらも疑ってかかること。

これが「異常な人」に求められる知的態度です。

ありがとうございました。

 

※この記事はメルマガ『脱凡人のすすめ中級』からの転載です。

メルマガは僕の気まぐれで転載したりしなかったり、まちまちです。

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