「代筆日本一のコピーライターが教えます」

昨日、僕の元にこんなメールが届きました。

これが誰からのメールなのかはともかく、
僕はこういう言葉を見るといつも違和感を
感じます。

まず日本一であることをわざわざ強調しているのが、
なんか気持ち悪い。

本当にそれだけの実力があるなら、
そんなことを言わなくても引く手あまただろうし、
言う必要を感じないと思うんですよね。

にもかかわらず、それをアピールして集客しようと
しているところに、人としての小ささを感じてしまう
ワケです。

と同時に、バカにされている感じもします。

「日本一って言っておけば寄ってくるでしょ」と
思われているのがムカツクというか、なんというか、
元医者とか元弁護士とか東大卒とかを売りにして
選挙活動をしている政治家と同じ臭いがするんです。

もう1つ感じるのは、その人の客観的な実績が
日本一かどうかよりも、その人が「自分にとって」
日本一かどうかの方が圧倒的に大事だろ、
ということ。

例えばあなたが尊敬している先生や師匠が
いたとして、全然知らない人から突然「その先生
(師匠)よりも、私の方が実績あるんですよ」って
言われたらどう思いますか?

「はぁ?だからなに?」って思いません?

僕の違和感はそれです。

「私は日本一のコピーライターなんです」って
言われても、僕は「あ、そう」としか思わない。

だってその人は僕に何をしてくれたワケでもないし、
ましてやその人の実績は僕の人生には何の関係も
ないんだから。

でも実績は日本で100位かもしれないけれども、
その人が僕の人生を大きく変えてくれた人ならば、
その人は「僕にとって」日本一なのです。

 

自分にとっての日本一、自分にとっての絶対。

あなたはそういうものを持っていますか?

「他の誰がなんと言おうと、これこそが自分の人生に
不可欠なもの(もしくは人)なんだ」

そう言えるものがいくつあるでしょうか?

われわれは生きてくる過程で、その「絶対」が
本当に絶対なのかどうかを試されます。

周りからバカにされたり、反対されたり、
白い目で見られたり・・・そういったことを通して、
その「絶対」を貫く覚悟があるのかどうかを、
その「日本一」を信じ抜くことができるかどうかを
試されるワケです。

お分かりのように、その過程でほとんどの人は
「絶対」を手放し、自分にとってではなく、
何か客観的な、上記で話したような世間にとっての
絶対を信じてしまうようになります。

彼らはあまりにも安易に「日本一の人が言うことなら
間違いない」と信じ込み、妄信します。

成功者が言ってることだから正しい、すごい経営者が
言ってることだから正しい、日本一の人が言ってる
ことだから正しい・・・。

それが「自分にとって」正しいかどうかではなく、
成功者や経営者や日本一が言っていることだから、
つまり客観的な実績や数字を「絶対」だと思い込んで
しまうワケです。

 

「お前は先輩に死ねって言われたら死ぬんか!」

僕は高校生の頃、友達にこんなことを言われたことが
あります。

当時の僕は典型的な言い訳野郎で、そのときも
「先輩に言われたからやっただけで俺は悪くない」
という言い訳で言い逃れしようとしていました。

それを聞いた友達が上記の言葉を僕に発したワケです。

さて、ここで問題です。

もし日本一の人が「家族と別れれば上手くいきます」
と言ったとして、客観的な実績や数字を絶対だと
思い込んでいる人たちは、それに従うでしょうか?

まあ想像すれば分かると思いますが、
多分誰もそんなことはしないと思うんです。

じゃあなんで彼らは(それ以外の)「これをやれば
成功します」という言葉には安易に従うのでしょう?

それって従いやすいから、自分に都合がいいから
従ってるだけなんじゃないんですかね?

都合の悪いことだけ断って、都合のいいことだけ
言うこと聞いて、そんなんで上手くいくはずが
ありません。

本当にその人のことを絶対だと思っているなら、
その人が「死ね」って言ったら死ねるはずなんですよ。

でもそんなことはできないし、そこまでの覚悟で
彼のことを信じてもいない。

自分にとっての絶対を失い、客観的な絶対ですらも
本当のところでは絶対化できない、そういう中途半端な、
絶対が絶対になっていないということが、多くの人が
楽しい人生を生きられない原因なのです。

 

「絶対」がないということは、軸がない、基準がない
ということです。

以前『Be Standard』のレターで話したように、
そんな人間が魅力的なワケがないし、
魅力のない人間に人が集まってくるはずもありません。

僕が好きで読んでいる『宇宙兄弟』というマンガに
素晴らしいセリフがあります。

弟「俺は絶対、宇宙飛行士になるから」
兄「お前はいつも絶対、絶対、って言うけど、
世の中に絶対なんて、そうそう あるもんじゃないんだぞ」
弟「そうだね、でもいいんだよ、絶対は俺の中にあるから」

いいセリフでしょ?

俺の中の絶対。

これを見つけましょう。

そこにしか「あなたにとっての」楽しい人生は
ありません。

どうすればいいかって?

そんなのはずーっと言い続けてるじゃないですか。

見えないものを見る力(問う力や関連付ける力)を鍛える、
視点を増やす、視野を広げる、成功のリミッターを外す、
実力をつける、健康になる、エネルギーを効率的に使う、
自分の殻を破る、瞑想する、アウトプットするなどを
やるだけです。

それが自分で出来ないなら、僕のセミナーを
受けましょう(笑)

まあセミナーを受ける受けないはともかくとして、
メルマガを復習するだけでもある程度の効果は
あるはずですので、ぜひ自分なりにいろいろと
思考錯誤してみてください。

その試行錯誤そのものが、「絶対」を見つけるための
大事な条件なのです。

ありがとうございました。

 

※この記事はメルマガ『脱凡人のすすめ中級』からの転載です。

メルマガは僕の気まぐれで転載したりしなかったり、まちまちです。

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