約束通り、今回は観察力と分析力の鍛え方を話していきたいと
思います。

思いますが。

別に何も大したことはないし、そもそもそれは何年も前から
僕が言ってきたことをやるだけなんですよ。

何をやればいいかというと、推論です。

例えば相手がロレックスのデイトナやオメガのシーマスターの
腕時計をしていたとします。

単純な話、これだけでも相手が「時計好き」「見栄っ張り」
「ミーハー」ぐらいのことは誰でも予測できるはずです。

それが正解かどうかは他の要素や会話の内容などを加味しないと
分からないですが、予測するぐらいはできますよね?

そういうことを毎日やれ、ってことです。

もっと突っ込むと、その時計がピカピカならその人は時計を
大事にしている、もしくは買ったばかりであることが
予測できますから、そこから「その時計のことを質問すれば
喜ぶかもしれない」という推論ができます。

ロレックスのデイトナなんて恥ずかしげもなく身に付けてる人は
大体が自己顕示欲丸出しの人ですから、そういう人には
「あなたは凄いですね」ってことを手を変え品を変え
言ってあげればいいワケです。

たまにはそうじゃないパターンもあるでしょうが、
こういう「パターン」を経験で知っていくことが
コミュニケーションで大事なことなんですよ。

推論なんてその経験の積み重ねでしかありません。

これを繰り返していれば観察力と分析力は勝手に鍛えられます。

 

観察力を鍛えるポイントは、よーく見る、ってことです。

相手の表情や目の動きとか、身につけているもの、肌の状態、
髪の状態、雰囲気、服のシワなどなど、そういう細かい部分を
逃さず見ること。

僕の場合は人と接する機会が少ない分、メールは細かく
見ています。

もはやそれは無意識にやっていますが、なんでメールだけで
そこまで分かるんですか?と驚かれるぐらいには見てる。

それぐらい見れないと丁寧な文章も書けないですからね。

こういうのは習慣の問題なので基本は実践するしかありません。

早く観察力を鍛える方法とか、そんなお手軽で便利なものはない
ってことです。

とにかくやる。

ありったけの意志力をつぎ込んでやる。

それだけです。

そんでもって分析力を鍛える場合は、相手の職業を予測する、
っていうのがいい訓練になります。

これは僕も最近意識的にやっています。

電車に乗ったときとかに、前に座った人の職業とか性格とか
私生活などなどを考える。

これも基本はこれだけです。

本当はそれが正解かどうかを確かめられればいいんですが、
さすがにそんなことを堂々と聞くワケにはいかないので、
予測するだけになっちゃってますけどね。

「直接的な」鍛え方としてはこんなところでしょうか。

 

じゃあ間接的な鍛え方があるのか、っていう話なんですが、
あります。

それが僕がずーっと重要だと言い続けてきた精読であったり、
ニュースを深く読むことであったり、あらゆる分野の勉強を
することなどです。

僕はこの一連のメルマガで何度か素養という言葉を使いましたが、
それが今挙げたものに当たります。

それらは使っている能力自体はリサーチとまったく同じもので、
向いている方向が違うだけなんですよ。

本の内容をリサーチする場合はそれは精読と呼ばれるし、
ニュースをリサーチする場合はインテリジェンスを呼ばれるし、
いろんな分野を深く理解する(リサーチする)場合は知性や
教養と呼ばれるだけです。

ぜんぶ同じ。

このことに気付いたことで僕のパラダイムはシフトしました。

今まではその能力を誰かを喜ばせるためではなく、
自分の知的満足のために使っていたからダメだっただけで、
方向さえ変えればいいんだ、ってことに気付いたワケです。

その意味で僕がこれまで話してきたことを真面目に
やってきた人は、コミュニケーション能力が高まるのも
早いと思います。

要は方向を変えて慣れるだけなんで。

元々の土台ができてるので、やったらやっただけ人の何倍も
早くリサーチできるようになっていくのが実感できるはずだし、
実際、一部の人は既にそれを実感していてそういう感想を
送ってくれています。

これまで僕は「宗教や言語学や量子力学を学んで何になるの?」
という問いに答えることができなかったんですが、今は胸を張って
答えることができます。

それがリサーチ能力を磨くこと(人間理解を深めること)に
なるからだ、と。

 

じゃあリサーチ能力を磨いていくとわれわれの人生は
どう変わっていくのか。

これについては次回詳しく話しますが、当然モテまくるとか、
そういう小さな話ではありません。

ぜんぜん小さくないよと思うかもしれませんが、次回の話は
それが小さいと思えるぐらいの巨大なインパクトがあります。

どれほどの話に発展するかは楽しみにしておいてください。

ありがとうございました。